火曜日, 10月 21, 2008

狛犬さん 616

2008・10.06 兵庫県たつの市揖保町揖保上 夜比良神社(やひらじんじゃ)
 境内にある由緒書きによりますと
 
延喜式内 夜比良神社御由緒
  御祭神 大己貴命(大国主命)
  御神徳 縁結び・病気平癒・農業・福の神
  御神紋 子持ち亀甲に米
  御由緒 夜比良神社の創建は 千二百年以前と
   伝えられています
   ご祭神の大己貴命は 他に大国主命・大汝命(おおなもちのみこと)など
   多くの別名で呼ばれ 出雲大社のご祭神と同神です
   はじめ伊豆もの国を開拓 平定され 因幡国を経て
   播磨国に入り 揖保川に沿って南下され 粒丘に足を
   留められました そして この地域を開き 人々をいつくしみ
   災禍を祓い除かれました これにより揖保川流域の北を
   御護りする播磨国の一の宮である伊和神社を「北方殿」と
   呼ぶのに対し 夜比良神社を「南方殿」と言います
   また 中世には 下揖保社の総鎮守として 播磨国の豪族
   赤松氏の尊崇をあつめ 「神式は赤松政村これを定む」と
   今に伝えられています
     やひら手を 取りにし神も あらましを
        きねか 鼓の 音は絶せぬ
            赤松広秀
           (鶏籠山上にあった古龍野城の城主)
   明治維新以前は 揖保川町域を含む 十六か村が氏子域
   でしたが 現在は 五か村(揖保上・揖保中・今市・
   正條・新在家)となっています
   記録の上では 八枚(八尋)社刀踊りの故事が 
   あったと言われていますが 今では途絶えてしまいました

 お祭では 子供神輿が出るのですが 担ぐ子供が少なくなり
  外孫まで 参加させるんですよ 
   とお宮さんでお会いした方がなげいていらっしゃいました
 狛犬さんの台座には 昭和二年(1927)三月納建
   山陽??駅前 石匠 菅野??   と刻まれていました

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