月曜日, 6月 30, 2008

狛犬さん 503

2008.06.10 京都府与謝郡与謝町岩滝 板列八幡神社
 この狛犬さん達は  502の足元に居ました
 かなり壊れていて 足は阿吽どちらにもありません
 下に石をかまして 立たせています

 壊れたからと言って 処分しないなんて 良い氏子さん達ですね

 入口から入っていくと こんな風に見えます
 大きな狛犬さんの陰から こっそり覗いているみたいです

日曜日, 6月 29, 2008

狛犬さん 502

2008.06.10 京都府与謝郡与謝町岩滝 板列八幡神社
 鳥居を過ぎたところに居ます
 かなり傷んでいますね
 阿形の足元には 子犬が前を通る人たちをにらみつけています

土曜日, 6月 28, 2008

狛犬さん 501

2008.06.10 京都府与謝郡与謝町岩滝 板列八幡神社(いたなみはちまんじんじゃ)
 御祭神は 誉田別命(ほむたわけのみこと=応神天皇)
  息長足姫命(おきながたらしひめのみこと=神功皇后)
  稲乃賣神(いなのねのかみ)
 最後の神様は多分農業の神様なのでしょうね
 
 お宮さんに入ってすぐに居ました
 阿吽共に 角の無いタイプですね

金曜日, 6月 27, 2008

狛犬さん 500

2008.06.10 京都府与謝郡与謝町岩滝 板列八幡神社
 拝殿の前にいました
 他の狛犬さんには 高い台座がありますが 
    この狛犬さん達は 地面に直に座っていました
 狛犬さんには ふさわしくない表現かもしれませんが
 最初に見たとき「あどけない」と言う 言葉が頭に浮かびました

 製作年代も制作者もわからない狛犬さんたちです

 後姿と横から見た狛犬さんたちです

木曜日, 6月 26, 2008

狛犬さん 499

2008.05.04 神戸市西区玉津町出合 宗賢神社
 御祭神はよく分かりませんが 23代宗賢天皇・24代仁賢天皇のようです
 この二人が実在したかどうかは はっきりしないようです

 吽形の方は 足の下に子犬さんがいます
 阿形の方は 珠を抑えています
  台座には 大正二年(1913)七月吉日と刻まれていました

 この鳥居は 後ろの家にくっついているように見えますが
 人が一人通れるだけの隙間があります
 鳥居には 元禄十四年(1701)辛巳三月と言った文字が刻まれています

水曜日, 6月 25, 2008

狛犬さん 498

2008.04.30 兵庫県淡路市久留麻 伊勢久留麻神社
 ここの鳥居は コンクリート製とですが 珍しく素木鳥居です
 由緒書によりますと
  
伊勢久留麻神社の由来
   伊勢久留麻神社は 遠く伊勢の国久留麻より勧請せるものと言われ
   祭神は 大日孁貴尊と称され 敏達天皇の頃(五七二~五八五)と言われ
   延喜式(九二七年完成)には 淡路十三社の三番目に明記されている
   その為 淡路イザナギ神社を一の宮とし
   この神社は三の宮とも言う
   昭和五十五年二月十一日 建国の日に NHKテレビが
   特別番組として「知られざる古代~謎の北緯三十四度三十二分を行く」で
   西のお伊勢さんとして 紹介したので 俄然全国的にも 有名となったものである
                平成三年四月吉日

 しかし 三の宮でなくて 本当は二の宮だとか

 狛犬さんの台座には 文政十二年(1829)巳丑九月 と刻まれていました
 阿吽共に 角はありません

火曜日, 6月 24, 2008

狛犬さん 497

2008.04.30 兵庫県淡路市仮屋 事代主神社
 このお宮さんは 仮屋漁港のすぐ傍
 魚釣りに よく行った所です
  海水浴場もあります

 説明板によりますと
  
事代主神社
    仮屋の三蛭児と言われ その筆頭がこの神社である
   西ノ宮戎え神社から勧請したと言われている
    例祭は九月の第三日曜日に行われ 若者が担ぎ練り歩く神輿に
   沿道から豪快に水が浴びせられます
   この故に 別名「水かけ祭り」ともいわれ
   圧巻は 最後に神輿ごと海中に飛び込むという
   伝統の祭りで 大勢の見物人で賑わいます
    十日戎祭
   近年 住民参加による祭りとして 昔の賑わいを取り戻しています
   無形文化財の淡路人形による「戎舞」も披露され
   参道に並ぶ地元の特産や バザーの屋台に遠くからのお客さんで賑わいます

 神社の名前からしても 御祭神は事代主命ですね
  この神様は 国譲りの時 釣りをしていたことから 釣り好きとされ
  海と関係深い 戎さんと同一視されたそうです
 戎さんは 脇に鯛を抱えていますよね

 狛犬さんの台座には 昭和三十四年(1959)九月 と刻まれていました
 狛犬さん達 前掛けだけでなく両前足にも 脚絆?も履かせてもらってますね

 お宮さんの裏に 以前の狛犬さんがいました
 吽形の方です
 阿形の方は 探しましたが 見つかりませんでした

月曜日, 6月 23, 2008

狛犬さん 496

2008.04.30 兵庫県淡路市浦(東浦町) 松帆神社
 御祭神は 仲哀天皇・応神天皇・神宮皇后
 創建は 応永六年(1401)八月だそうです
 説明板の記事が面白いのですが
 
松帆神社
    建武中興の忠臣 楠木正成が湊川の戦で自刃の砌
   家臣 吉川弥六に日頃守護神と崇めていた八幡大神を託す
   弥六は仲間と共に 淡路に逃れ来て小詞を建てこれを祀り
   この地を楠木村と称した(現在の楠木)
    応永六年(一三九九年)八月に現在地に奉還し
   八幡宮として創建せられて以来 浦・仮屋・小田の氏神として
   崇められ 厄除八幡として 信仰を集めている
    社宝は楠公遺愛の太刀と伝えられる「菊一文字」
   この太刀は 後鳥羽上皇が院政の砌 全国の名刀工を召し出され
   共に親しく鍛刀遊ばされた際の 筆頭御番鍛冶 備前福岡一文字則宗の
   作で「菊御作」の鑑定があり その刀姿・刃紋の美しさもさることながら
   この拵え(柄・鞘・鍔)も実に貴重なものであるとして
   共に 国の重要美術品に指定されている
    例祭は十月の第一日曜日で その際一般公開される

 
 吽形の頭には 小さな角を思わせるふくらみがあります
 阿吽共に左前脚に布が巻かれていますが どなたかが 願をかけたのでしょうか
 でも 阿形にも吽形にも巻かれているので 願は達成したのかな

 狛犬さん以外にも 狛亀さんがいました
 平成八年十月吉日生まれの 新人です

日曜日, 6月 22, 2008

狛犬さん 495

2008.04.26 京都府京都市西京区徳大寺町 三之宮神社
 御祭神 酒解神   農業・酒造・安産の神
     大山咋神  松尾大社の御祭神
     玉依姫神  
     多紀理姫神 交通安全の守護神
 玉依姫神の説明の部分は 薄くなりすぎていて読めません

 本殿の中には お社が二つ並んでいました

土曜日, 6月 21, 2008

狛犬さん 494

2008.04.26 京都府京都市西京区川島 革嶋春日神社内稲荷神社?
 確かお稲荷さんだったと思います
 しかし 前にいるのは 唐獅子さん

 春日神社の唐獅子より 一回り小さな唐獅子さんです
 小さくても ちゃんとお社を守っています

金曜日, 6月 20, 2008

狛犬さん 493

2008.04.26 京都府京都市西京区川島 革嶋春日神社
 
革嶋春日神社由緒
   住吉より 山城国葛野郡川嶋荘に祭られて来た神社で
   春日大神(建御賀豆智命・伊波比主命・天児屋根命・比売神)を
   祭神とする
    この社を守り伝えてきた革嶋家は 清和源氏の流れの佐竹氏であるが
   鎌倉時代 近衛基通の縁故によって 川嶋荘の荘官となり
   革嶋姓を名乗り のち地頭として この地を領有するところとなった
   その故に 藤原氏の氏神としての 春日神社を荘園の
   守護神としたのであろう
    革嶋家に伝わった古文書一六三〇点は 鎌倉時代から明治に至る
   川嶋荘の歴史を物語る貴重な資料で 現在は革嶋家より
   京都府立総合資料館へ寄贈され 平成十五年重要文化財に指定されています

           だそうです
 社域も小さな神社ですが かなり由緒のあるお宮さんのようです
 でも お宮さんの前にいるのは 狛犬さんではなくて唐獅子

 唐獅子の台座には なぜか日の丸がついた扇が付いています

木曜日, 6月 19, 2008

狛犬さん 492

2008.04.26 京都府京都市西京区春日町 春日神社
 このお宮さんは 桂離宮のすぐ横にありました
 お宮さんの由緒などはわかりませんが 奈良の春日大社から勧請されたのでしょうね

 奈良の春日大社の御祭神は武甕槌命・経津主命・天児屋根命・比売神
 すべての神様か 四柱の神様の中のどなたかでしょうね

 狛犬さんはデザインから見て 最近のものです 

水曜日, 6月 18, 2008

狛犬さん 491

2008.04.26 京都府京都市西京区下津林 五所神社
 神社名からすると 五柱の神様が 祀られていると思われますが
  由緒はわかりませんでした
 境内には 立派な茅葺屋根の能舞台がありました

 狛犬さんの台座には 大正八年(1919)四月建之 と刻まれていました
 阿形の狛犬さんは 口に小さな珠を銜えています

 本殿の中に 木造と思われる狛犬さんもいましたが
  前に金網があったので この程度しか写せませんでした

火曜日, 6月 17, 2008

狛犬さん 490

2008.04.26 京都府京都市西京区久万町 下桂御霊神社
 説明板によりますと
  
創建
   貞観十八年(876)四月十八日下桂御霊神社の祭神として
        勧請する(1117年前)
   桂光院智仁親王(桂宮)より 御水尾天皇ご使用の鳳連輦うぃ神輿として
   下賜 また御水尾天皇御宸翰「御霊宮」の勅額を下賜される
  祭神  橘逸勢公
   逸勢公は 平安朝の元勲であり また すぐれた能書家で
   嵯峨天皇、僧空海とともに三筆と称せられた
   伊都内親王願文 興福寺銅燈台扉銘は 何れも公の手になる
   代表の書として有名である

   本邦 御霊八社の一つである

       そうですが 別の説明板には
  
下桂御霊神社
   祭神 橘逸勢公
   逸勢公は平安初期の能書家で 嵯峨天皇、僧空海とともに
   三筆と称せられる
   当社は書聖を神として祀る 全国でも珍しい神社である
   貞観十八年 下桂御霊神社祭神として勧請した(1106年前)
   当社は皇室の尊崇あつく 桂宮代々の親王より 
   神輿 「御霊宮」の勅額(何れも現存)社領水垣などを寄進された


 狛犬さんの台座には 昭和五十一丙辰年(1976)三月吉日 と刻まれていました

月曜日, 6月 16, 2008

狛犬さん 489

2008.04.21 兵庫県豊岡市但東町 日出神社
 このお宮さんの傍で 毎年「チューリップ祭り」が行われています
 説明板によりますと
  
沿革
   日出神社は但馬神話で 出石を中心とする但馬地方を治めた
   天日槍(あめのひほこ)の四世「多遅摩比多詞(たじまひたか)」を祭神とする
   神社の創立は明らかでないが 
   延喜式に但馬国出石郡の小社と記された式内社である
   現本殿の建立は 建築様式技法から考察して
    室町時代末期の16世紀初頭と考えられ
   その後 宝永元年(1704)享保11年(1726)
    明治21年(1888)に 修理したことが 棟札によって知られる
   解体修理は 昭和48年に着手し 翌昭和49年11月に工事を完了している
   構造形式は旧規を踏襲し 後世改変された箇所は資料にもとづいて復旧し
   覆屋も撤去して 当初の姿に修復された

 本殿は室町時代末期の様式技法をよく伝えてるとして 昭和38年に
  兵庫県指定文化財となり 昭和45年6月に 国指定の重要文化財となったそうです

 狛犬さんの台座には 昭和四十九(1974)年十月と刻まれていました 

 お宮さんの横で開かれていた「チューリップ祭り」です
 たくさんの色のチューリップを使い パンダがデザインされています
  このデザインは 毎年変わりますが 毎年苦労なさっているようです 

土曜日, 6月 14, 2008

狛犬さん 488

2008.04.21 兵庫県豊岡市出石町奥山 徳神社
 このお宮さんは なんじゃもんじゃの木で有名のようです
  説明板によると
  
なんじゃもんじゃの木
               (俗名 縁結びの木)
    植物名 カゴノキ(クスノキ科)
   奇妙な木じゃのう、これはいったい「何ちゅう物じゃ」
   名前のわからない珍しい木のことをなんじゃもんじゃの木といいます
   「何というものか」という意味です   
   カゴノキの特徴は、木の皮がまるくはげ落ちて 
     ちょうど鹿の子まだらのようになることです
   鹿の子の木というところから この名前がついたのでしょう
   カゴノキは雌雄異株で この木は雄の木です
   このように大きなカゴノキは大変珍しいものですが
   その上ツバキの大木をふところにしっかりと抱きかかえているのは
   他で見ることができません
   昔から 縁結びの木としてしたわれ 徳神社の神木として
   また出石町の名木として 末永く大切に保存していきましょう
        出石町観光協会・奥山観光組合

 しかし どこにもお宮さんの創建とか御祭神については 書いてありません
 他の徳神社の御祭神が 大山祇命なので ここもそうではないかと思います
 大山祇命は 山の神様です

 狛犬さんの台座には 昭和三一年十月吉日と刻まれていました
 阿形の口の中には ちいさな珠があり コロコロ動きます

金曜日, 6月 13, 2008

狛犬さん 487

2008.04.21 兵庫県朝来市山東町粟鹿 粟鹿(あわが)神社
 粟鹿とは 鹿が粟三束を銜えて 山から現れ 人々に農耕を教えたことから
  つけられ 粟鹿神社にその鹿が 祀られているというそうです
 但馬国一宮だけあって 境内も広く 静謐で荘厳なお宮さんでした

 狛犬さんの台座には 昭和九年一月三日健之 と刻まれていました
  狛犬さんは 吽形が本殿に向かって左 阿形が右の場合が多いようですが
  これは 決められたものではないのですね
  たまに無理やりそのように配置して 
      狛犬さん同士が そっぽを向いている事があります
 此処の狛犬さんは 右に阿形 左に吽形となっています 

 阿形の足元にいる 子犬さんが可愛いので アップしてみました

木曜日, 6月 12, 2008

狛犬さん 486

2008.04.21 兵庫県朝来市山東町粟鹿 粟鹿神社
 但馬一ノ宮で 御祭神は阿米弥佐利命(あめのみさりのみこと)
 このお宮さんは 平安時代に編纂された格式(律令の施行細則)である
   延喜式(905~927)に記載されています
 が更に古く 和銅元年(708)「粟鹿大(明)神元記」や
  天平9年(737)「但馬国正税帳」(但馬国の収支報告書)正倉院文書などにも
  存在が記載されているそうです

 国難に際し 四度にわたり勅使が派遣されたそうですが
  立派な勅使門が 今も残っています
 この勅使門は 山東町指定重要文化財になっています

 この狛犬さんは 随身門に居た狛犬さんです 
 吽行の狛犬さんは 赤く 阿形の狛犬さんは緑に 塗られていたようです
  木製のせいでしょうか かなり痛みがみられます

月曜日, 6月 09, 2008

狛犬さん 485

2008.04.21 兵庫県朝来市山東町(和賀) 末才八幡宮
 お宮さんの創立年代はわかりませんが 御祭神は 応神天皇でしょうか
 八幡神社は 稲荷神社の次に 多いお宮さんだそうです
  総本社は 大分県宇佐市の 宇佐神宮だそうです

 台座に 昭和十年(1935)十月吉日と刻まれています
 阿形の口の中の珠は コロコロ動きます
 吽行の口元は まるで笑いをこらえてるように見えませんか

日曜日, 6月 08, 2008

狛犬さん 484

2008.04.21 兵庫県丹波市氷上町新郷 伊尼神社
 創立は延喜5年(905年)の新明帳に 載っているそうです
  かなり古いお宮さんですね
 境内に 拝殿ではなくて 農村舞台のような建物がありました
 
 狛犬さんの台座には 明治四十三年(1910)七月 と刻まれていました 

土曜日, 6月 07, 2008

狛犬さん 483

2008.04.21 兵庫県丹波市氷上町井中 賀茂神社(賀茂大明神)
 賀茂神社と言えば 京都に下賀茂神社・上賀茂神社があります
 同じ賀茂神社なので 分祀したものだと思います

 上賀茂神社の御祭神は 賀茂別雷神 
 下賀茂神社の御祭神は玉依姫・賀茂建角身命 賀茂別雷神の両親に当たる神様です

 下賀茂神社は奈良時代に新しく作られた神社だそうですから
  ここは 上賀茂神社を 分祀したものではないでしょうか

 賀茂別雷神は雷神であり 雷とは神鳴りのことです
 雷神は竜神としてもイメージされた神様です
 雷は降雨をもたらし 作物を成長させる力を持った神様です
  そのため 農業・治水の神様とされています

 狛犬さんの台座には 昭和六年(1931)一月
           石工 安田耕作 と刻まれていました

金曜日, 6月 06, 2008

狛犬さん 482

2008.04.21 兵庫県丹波市氷上町 大津神社
 大津神社は各地にあるようですが 御祭神がそれぞれ違うようです
  飛騨市にある大津神社は 大彦命・武渟河別命・建南方富命の三柱
  泉大津市にある大津神社は いろいろの神様を合祀しています
   神社名は地名から取ったのかもしれません
  他の大津神社では 素盞鳴尊を祀ったお宮さんもあります

 このお宮さんの鳥居は 足元に支えがついたような両部鳥居です
 吽行の頭には 小さな角が見えています
 丸いお目目が 可愛い狛犬さんたちです  

水曜日, 6月 04, 2008

狛犬さん 481

2008.04.21 兵庫県丹波市青垣町 名前のわからない神社
 困りました  このお宮さんの場所と名前が分かりません
 お宮さん自体は よく覚えているのですが

 阿形は 足元に珠を 押さえています
  そばでよく見ると この球が 少し歪んでいるのです
  石工さんの 手を感じます
 吽形の足元には 可愛い子犬さんが 纏わりついています
 台座には 大正八年(1919)十月建之 と刻まれていました

火曜日, 6月 03, 2008

狛犬さん 480

2008.04.21 兵庫県丹波市青垣町小倉 佐地神社(神楽大明神)
 御祭神は天宇受賣命(天細売命、天細女命)天侓神(天津神?)
 創建 和銅三年(西暦七百十年)丹波の守 坂上田村麻呂の神功を奉し
    その子 刈田麻呂をして 社殿を造営せしめて創立したるとあり
 御祭神の「宇受」の意味は「かんざし」の事で 髪飾りをして神奉りをする女神
    さらには神が勝った女性の神格化とされている
 全面湖沼であった佐沼の水を抜き 水を治め(佐治)乾いた地(佐地)にしようとして
 祈り 場所をここに決めたといわれています           
 
 阿形の口の中には 珠があり コロコロと動くタイプです
 狛犬さんのお尻尾は この地方の特徴としてみられる 細くて長い
  頭まで届きそうな お尻尾でした  

月曜日, 6月 02, 2008

狛犬さん 479

2008.04.21 兵庫県丹波市青垣町山垣 遠坂八幡神社
 吽行の足元には 小さな狛犬さんが まとわりついています
 阿形の口の中にある珠は コロコロと動くことができます
 
 台座には 昭和九年(1934)十月吉辰
      石工 石本増治
        弟  順三 と刻んでありました

 昭和30年に遠坂村 神楽村等が合併して 青垣町になったそうですが
  平成16年 更に氷上町 柏原町等が合併して 今では丹波市になっていますが
 遠坂村時代の道路元標が このお宮さんの鳥居の足元にあるのは 知りませんでした

日曜日, 6月 01, 2008

狛犬さん 478

2008.04.20 兵庫県豊岡市出石町 伊福部神社
 本殿と拝殿とを繋いでいる通路?と言えばいいのでしょうか
 その左右に 垣に接して 置かれているので 正面からは 撮れませんでした

 台座に 維時明治十九年(1886)四月穀旦と刻まれていました
 「維時」という字ははっきり読めないのですが 今の時という意味のようです
  「維」は「これ」と読み、「これとき」といいます。
  特に意味はありませんが 
  後ろの言葉 この場合には「時」を強調するときに使われるそうです
  「この時 この時間に」という強い思いが込められているのですね
 「穀旦」とは「吉日」と言う意味だそうです