土曜日, 1月 31, 2009

狛犬さん 656

2008.12.30 愛媛県松山市味酒町 阿沼美神社内勝山八幡神社
 このお宮さんのご祭神は 大山積命・高靇神・雷神・味耳命・
    面足神・惶根神・神八井耳尊 の神様のようです
 延喜式神名帳に載っている 古い神社だそうです
 残念ながら 狛犬さんはいませんでした

 境内社の八幡神社の前に 高さ24~5cm程の 狛犬さんがいました
 可愛そうに どちらも顔や頭が欠けています 
 案内板によりますと
 
勝山八幡神社
  松山の八社八幡の八番社である
  『予陽郡郷俚諺集』によると 松前城主加藤嘉明が
  勝山(今の松山城)に築城を計画し 地形奉行の
  安達半助・山下八兵衛が調査に来たという
  そのとき 山上に社があり 近くで薪を拾っていた老人に
  この宮は何の神かと尋ねると 老人は
  勝山八幡と言おうとして
  勝たず八幡の宮と答えた
  不吉ではあるが 敵が城に向かって勝たずなら吉相
  それに 往古よりこの山に鎮座している御神であり
  勿体ないとして 北の麓に遷して奉ったという
  また 西の尾根にも社があり 老夫に尋ねると
  越智郡の三島より勧請した三島明神であるという
  これは吉祥であるとして 西の山の下味酒村へ遷座して祀った
  のちに味酒大明神と呼ばれ 味酒神社と改称された
  現在の阿沼美神社である
  嘉明の後を受けた第二代松山城主蒲生忠知は
  勝山八幡神社を三宝寺とともに 今市町に移したという
  そして明治八(一八七五)年 勝山八幡神社は
  味酒神社(阿沼美神社)の末社として その境内に移ったといわれる
          松  山  市
          松山教育委員会

     だそうです
 境内社は他に 味酒天満神社・金刀比羅神社・稲荷大明神  

木曜日, 1月 29, 2009

狛犬さん 655

2008.12.07 兵庫県明石市野々上 鳥羽八幡神社内天満宮
 境内社の前にいた狛犬さんです
 境内社には 天満宮・稲荷社・大歳社があるそうですが
  此のお宮さんは 天満宮だと思います
 台座には 文政二(1819) 己卯九月 と刻まれていました

水曜日, 1月 28, 2009

狛犬さん 654

2008.12.07 兵庫県明石市野々上 鳥羽八幡神社
 ご祭神は 仲哀天皇 応神天皇 息長足姫
 創立は 元暦申辰九月七日(西暦一一八四年)だそうですから
 お宮さんとしては 式内社では有りませんが かなり古いものですね
 狛犬さんは 昭和四十七年(1972)十一月生まれの新人さんです

火曜日, 1月 27, 2009

狛犬さん 653

2008.12.07 兵庫県明石市明石西町 山神社
 お宮さんの名前は 山神社ですが 境内は平らな街中にあります
 ご祭神は 大山祇命でしょうか
 狛犬さんの台座には 昭和五十三年二月吉日 と刻まれていました

月曜日, 1月 26, 2009

狛犬さん 652

2008.12.07兵庫県明石市北王子町 宗賢神社
 このお宮さんに 祠はありません
 その代わりに 大きな石碑が建っています
 表面には「宗賢神社旧跡」と刻まれています
 裏面に
 
王子宗賢神社者昭和二十年十月因大水害流失社屋荒廃為甚敷西
 新町王子町連合町内会相寄計再建依御神慮西王子町一丁目求安
 泰(?)御神域造営御社殿守護神此地奉御遷座通称王子神社尊号於此
 善郷人達相謀偲御神徳旧跡永久為保存碑建立
       昭和三十七年十月吉日

 昭和二十年九月に枕崎台風が やって来て
  広島・呉市に大きな被害が出たようですが その時の水害でしょうか
 すぐ傍に川がありますので それが氾濫したのでしょう

 狛犬さんの台座には
  元 九?  甲子   月  と刻まれていたようですが
 「元」の付く年号で 甲子は 元治元年(1864)
  「九」の字は 読み間違いでしょうか

 狛犬さんの顔等が 火で炙られ煤けた様に 黒くなっています

日曜日, 1月 25, 2009

狛犬さん 651

2008.12.07 兵庫県明石市西新町 王子神社
 入り口にある由来書きによりますと
 
王子神社の由来
  當神社は 人皇第二十三代顯宗天皇二十四代天皇並に 岩屋大神、 
  伊弉冊大神(御分霊)を齊る宮にして 顯宗、仁賢両天皇は
  皇位継承につき 父君が御災厄に會われ 為に
  御幼少の二王子は 類難を慮り 東播磨の地に
  潜入せられ 名を匿し 住居を転々として あらゆる辛苦を
  嘗められ給い 最後の地 王子村の細目家に寄寓さらる
  第二十二代清寧天皇を捜し求められ 迎へられ
  嗣となす 両帝は聰明仁恕にして 久しく民間に在りて
  下情に通ぜられし為 民其の業に安んじ国運隆盛を極む
  民其の御治蹟と御生涯を稱へ奉りて 宮を建て
  報本及始の禮を盡す
    あらゆる災難を逃れる厄除の神として 一般民衆の
    崇敬篤く又学問の神としても尊敬せらる

        だそうです
 お宮さんは 道路に面しており お社はかなりの大きさですが
 境内はほとんどありませんでした
 狛犬さんは 本殿の中にいました

土曜日, 1月 24, 2009

狛犬さん 650

2008.12.07 兵庫県明石市小久保 三社神社
 本殿の前にいた狛犬さんです
 上唇が三角形になった 独特の顔です
 石工さんの 個性ですね
  残念ながら 石工さんの名前はわかりません
 台座には 文政三年(1820)と刻まれていました
 吽形の頭には 小さな角のようなものがついています

金曜日, 1月 23, 2009

狛犬さん 649

2008.12.07 兵庫県明石市小久保 三社神社
 ご祭神は 八幡大神 譽田別尊  (応神天皇)
           息長帯比売 (神功皇后)
      皇大神  天照皇大神
      春日大神 武甕槌命 比売神
           経津主命
           天児屋根命

 この狛犬さんは 鳥居を潜って直ぐの所にいたのですが 
 その鳥居が 素木で色が着いていない 八幡鳥居でした
   このタイプの鳥居は 珍しく思いました

 阿形の狛犬さんの足元には珠が 
 吽形の足元には 可愛い仔犬さんがまとわり着いています
 台座には 為紀元二千六百年記念  と刻まれていました
 紀元二千六百年は西暦1940年ですから 70年近く昔ですね

木曜日, 1月 22, 2009

狛犬さん 648

2008.11.24 兵庫県明石市大久保町江井島 西江井住吉神社
 説明書きによりますと
 
西江井住吉神社
  祭神は底筒男命 (そこつつのをのみこと)
     中筒男命 (なかつつのをのみこと)
     表筒男命 (うわつつのをのみこと)
     息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)
 神道の最も重要な行事である
 「祓除(おはらい)」を司る神様で 
 いろいろな禍、罪けがれを「おはらい」になり
 清く明るく健康な生活をお守護くださるご神徳を有せられます


 狛犬さんの台座には 寛政卯七年(1795)
           九月吉日      と刻まれていました

火曜日, 1月 20, 2009

狛犬さん 647

2008.11.24 兵庫県明石市大久保町江井ヶ島 住吉神社
 このお宮さんも漁港に面しています
 住吉神社のご祭神は 海の神様ですね
 台座には 享和二(1802) 九月  と刻まれていました
 ちょっと微笑んでいるような 愛嬌のある狛犬さんたちです

月曜日, 1月 19, 2009

狛犬さん 646

2008.11.24 兵庫県明石市魚住町中尾 住吉神社
 随身門の中にいた狛犬さんたちです
 多分 木製だと思います
  まだ新しいのか それとも室内にあるからなのでしょうか
  色彩が残っていて とても素敵な狛犬さんです

 これが明石市指定文化財の門です
 前回の狛犬さんは 反対側に座っています

日曜日, 1月 18, 2009

狛犬さん 645

2008.11.24 兵庫県明石市魚住町中尾 住吉神社
 このお宮さんは 大きな藤棚で有名なところです
 狛犬さんたちは 随身門の傍にいますが 
 この門は 明石市指定文化財(昭和五十三年)になっています
  二階つくり門で豪壮 江戸時代初期の建立である
  棟札に慶安元年(1648)に建立
  元禄四年(1691)修理と 記録されているそうです
 狛犬さんの視線の先には 瀬戸内海が見えています