本殿は重要文化財に指定されています
天正七年(一五七九)織田信長の伊丹城主荒木村重攻略の兵火にかかり
社殿・記録を焼失した 現在の本殿は慶長十五年(一六一〇)九月
池田備後守光重の再建にかヽる
一間社流造 檜皮葺の建造物で よく桃山時代の様式を伝えている
本殿の前にいた狛犬さんです
台座に 明治維新百年記念と刻まれていました
明治維新が何時になるか 諸説あるそうですが
明治元年(1868)とすると
この狛犬さんは 昭和四十三年(1968)に奉納されたことになります

境内に「磐座」がありました
磐座とは 神道の根幹にあたる信仰の一種である
神事において神が降臨する依り代(神籬)とし 祭りの中心でした
後世 神殿が作られるようになると 信仰の中心が神殿に移っていきました
しかし 古代には 自然の山・岩・木・海等を 神として崇めていたのですね
「神籬」は「ひもろぎ」と読みます

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