水曜日, 12月 10, 2008

狛犬さん 644

2008.11.24 兵庫県明石市魚住町西岡 天王神社
 神社前に設置されている説明版によると
 
天王神社(てんのうじんじゃ)
  一、素盞鳴神社 牛頭天王宮ともいう
    牛頭天王は 病をまぬがれる有名な神
    また農村では 病虫害を除くための神として
    信仰が高い
  一、この山を俗に天王山といい 
    神亀三年(726)聖武天皇が
    邑美頓宮(おおみのかりみや)に
    行幸された跡だとも 伝えられている
        明石市教育委員会


 聖武天皇は 神亀三年 この年近畿地方が豊作だったそうで
 そのことを 国民と共に喜ぶため その年の田祖を免除し
 播磨国印南野に 行幸したそうです
  
 村国志我麻呂は 壬申の乱で功を立てた 村国男依の子だそうで
 神亀三年九月八日 従四位下の門部王・正五位下の多治比広足・
 従五位下村国志我麻呂等 18名が造頓宮司に任命された
 天皇は 一週間ほど邑美頓宮に 滞在したそうです
  
 神社の創建は 養老三年(1181)だと 伝わっているそうです

 狛犬さんの台座には 昭和七壬申年(1932) 
            九月吉日   と刻まれています
 明石観光協会によると 前足で珠を抱えるスタイルの狛犬さんは
  このあたりでは 珍しいようです