由緒書によりますと
御祭神 素戔鳴尊(牛頭天王)
円融天皇 天元元年(西紀九七八)創祀せられた(常福寺蔵 慶長十六年縁起書)
と伝えられる古社で 神田の産土神である
古来 農耕守護・厄除開運の神として 広く崇敬せられ
氏子崇敬者から 神田の宮の名で親しまれている
御本殿は 桃山時代の建造物で 重要文化財に指定されている
御例祭(十月二十二日)の幟・神額の宮入は
北摂の特異神事として有名である
神奈備は 御創祀の縁起により 早苗の森と称する
千早振る 神田の村の稲なれば
月日と共に久しかるべし
大江匡房
御例祭の神事(神田祭) 額灯の幟の宮入り
この祭りの起源は神輿に「宝暦六丙子年」(1756)の記銘が
あることから二二〇年以上前から行われていたと考えられる
毎年十月の八坂神社の秋祭り(神田祭)で
神田の旧六ヶ村(脇塚・上畠・中の島・北神田・宮之原・河原島)から
氏子達が 伊勢音頭を歌いながら 幟は午後二時頃
額灯は夕刻に それぞれ八坂神社に宮入りする
祭りで幟と額灯の宮入りが 現在でも行われているのは
非常に珍しく 貴重な祭礼行事である
昭和五十三年十月三十一日
池田市教育委員会
「神田」は (かんだ)ではなくて (こうだ)と読むそうです
狛犬さんの台座には 文化八年(1811)九月辛未 と刻まれていました
本殿は華麗で優美な建築物です
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