この狛犬さん達が 由緒書にあった
嘉永四年亥牛年(1851)五月吉日の銘が入った狛犬さんでしょう
年号の中にある「牛」は「辛」の間違いだと思います
狛犬さんの後ろにある 銘板には
震災復興記念碑
平成七年一月十七日 午前五時四十六分頃 淡路島北部の地下
活断層を震源とした マグニチュード7,2 震度7という激震が
突如 神戸を中心に 阪神・淡路地方を襲いかかり
甚大な被害をもたらした
高層ビルをはじめ あらゆる構築物は倒壊 又は 破損
市街地を走る高架の高速道路は崩れ落ち 各地では火災が発生!
多数の死傷者が出た
僅か二十秒の揺れである・・・・・・
県下の被害規模は
人身被災 死者 六千三百余人
負傷者 四万三千余人
住宅に至っては
全半壊 二万四千八百戸余
全半焼 七千一百戸余という
想像を絶する破壊力!
当多聞六神社も 本殿の壁面は亀裂 社務所は全壊 敷地は沈下 地割れ
境内の狛犬や石灯籠 石鳥居 石瑞垣などは
倒壊又は破損という多大の被害を受けた
よって ここに当六神社の復興を記念し
鎮魂の想いを刻むものである
平成八年十月吉日
多聞六神社 復興委員会
狛犬さん達も 足や頭にヒビが入り 尻尾も欠けたりしています
狛犬さんの左手に写っている石柱には
この碑は震災で倒壊破損した
鳥居の貫(有姿のまゝ)である
と刻まれています
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