由緒書によりますと
伊和志津神社
延喜式内の大社・宝塚随一の古社
当社は 延喜の御代(約1060年前)式内の官幣大社として
近郷の尊崇をあつめた古社 御祭神の須佐男命(すさのおのみこと)は
和歌の祖神 学問の守護神 縁結びの神 開発の神
迦具土神(かぐつちのかみ)は火の守り神である愛宕(あたご)の神
又末社 宝塚水天宮は安産の神 水商売の神
伊孑志(いそし)・小林(おばやし)・蔵人(くろうど)・鹿塩(かしお)
四村を領家ノ荘(りょうげのしょう)と呼ばれ(摂津志)
当社の小字 良元ノ庄が旧良元村の発生地
古来宝塚の総鎮守であります
(本殿は市指定の文化財・境内は市指定の保存樹林)
延喜式神名帳で大社として載っているそうで 創建は9世紀以前だと思われる
この地域一帯は 8世紀後半から伊蘇志臣(いそしのおみ)が 拠点としていたそうで
伊蘇志臣が 創建した可能性があるそうです
安土桃山時代 加藤清正が文禄・慶長の役で 朝鮮から持ち帰った虎を
境内で飼育したと伝えられているそうです
説明板に
【宝塚市指定文化財 伊和志津神社本殿】
指定年月日 昭和56年3月6日
一間社春日造 杮葺(いっけんしゃこすがづくり こけらぶき)
この神社は 10世紀初頭に編纂された『延喜式』に記載がある大社で
市内の神社の中で創建が最も古いものの一つである
現在の本殿は建立年代が不明であるが 細部手法から
江戸時代中期(17世紀末~18世紀初頭)の建築と考えられる
小規模な建物であるが 江戸時代中期の典型的な手法を用い
細部においてもその特徴がよく表れている
狛犬さんの台座には 平成八年正月 石政 と刻まれていました
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