火曜日, 9月 02, 2008

狛犬さん 566 

2008.06.13 兵庫県明石市大蔵八幡町 穂蓼八幡宮
 由緒書によりますと
 
八幡神社     
  祭神 鴨部の大神(越智益躬)・息長足姫命・玉依姫命・応神天皇
  由緒 
  推古天皇の御代に 人皇第七代孝霊天皇第三の御子伊予の皇子より
  十七代の嫡葉の小千の益躬(マスミ)が 鉄人を和坂にて撃ち
  益躬 伊予三嶋大明神を 大蔵谷に祀る(稲爪神社)
  其の後 益躬の子武男 稲爪神社の辰巳の方角に一社を建て
  益躬を祭る(越智神社)
   さきに鉄人九州を通過せし時 これを防ぐことも得さりし者の末裔
  此社前を通過せし時 馬・籠より下り 益躬に敬意を表せり
  又 これをさけ 殊更船にて上がる諸侯あり
  明石城主これを気の毒に思い 越智神社を穂蓼八幡と改む
  尚 同時に神社を建て替をした
  この年号は 宝永二年(一七〇五)にて 城主は松平右兵衛門直常
  その後 諸大名 馬又籠のまま通行した
   又 八幡神社社領に権現山あり
  東西共宮山で 西山の小神祠は 熊野三社権現を祀る 
  西の登り口に 水を湧出る所を大蝮谷と言い 人丸小学校前の
  家の建っている谷である
   八幡神社の東に 空地あり
  八幡の森と言い 明石藩の大砲練習場にありたり
  社殿   宝永二年(1705)  造営
       大正二年(1913)  改築
       昭和四十五年(1970)改築

 鉄人が襲来したのは 推古天皇(554~628)の頃なのに
  江戸時代になっても このお宮さんの前を 避けて通っていたのですね

 狛犬さんの顔は穏やかですが 鋭い牙が見えています

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