御祭神は誉田別命(応神天皇)・姫三柱之命・息長足姫命(神功皇后)
説明板によりますと
八幡神社(本殿および拝殿)
万寿元年(一〇二四)男山八幡の別宮として創建
後明智光秀の丹波攻めで戦火にあったが 天正十年(一五八二)
豊臣秀吉が 武将堀尾茂助に命じて再建させた
構造形式は 本殿・拝殿がつゞいた複合社殿で
三間社流造 桃山期の手法で 各部の彫刻は室町時代の様式である
大正二年国の特別保護建造物・昭和二年国宝・昭和二十五年国の重要文化財に
指定され 昭和五十年一月から二十一か月をかけ
国庫補助事業として 本殿は半解体・拝殿は解体修理が行われた
境内に入ると 本殿の後ろに三重塔が見えます
この塔は文化十~十二年(1813~1815)に建立されたものだそうです
江戸時代の神仏混淆当時の名残を留めた 数少ない建造物だそうです
神社境内に塔があるのは 全国で18例しかないそうです
また狛犬さんですが これも説明板があり
狛犬
柏原が生んだ名工佐吉村上源照信が 文久三年(一八六三)に刻んだものである
向って右は阿像(雄)左は吽像(雌)である
佐吉は幼時当町大新屋在の名工初代難波金兵衛の養子となり
義弟二代目金兵衛が生まれたので 大阪に移って精進した
この狛犬は 彼の腕にの女儒者亀井少琴の書という
昭和五十三年十月十八日 柏原町指定文化財
狛犬さんの台座には 文久元年(1861)辛酉五月 と刻まれていました
また他にも 作? 村上源照信〈花押〉
當所 石工 仁兵ヱ と刻まれていました
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