2008.06.10 京都府宮津市中野 飯役宮
お宮さんで一休みしていた方にお聞きすると
地元の方は「デンデン」さんと呼ぶそうです
そして 年に二回みんなが集まって 食事をするそうですが どうも社日によく似ています
社日(しゃにち)とは 産土神を祀る日のことで 春と秋にあります
春は春社(しゅんしゃ・はるしゃ) 秋は秋社(しゅうしゃ・あきしゃ)と言うそうです
古く中国で土地の守り神を祀り 作物の豊熟を祈ったのが初めだそうです
日本に伝わってからは 土地の神様を信仰する習慣と一緒になり
一般的に作物の豊穣を祈る日になったそうです
土地によって祀り方にはいろいろあるそうですが 社日の日には
土を触る仕事はせず 御馳走を食べると言う習慣もあります
「飯役社」で調べると こんなことが書いてありました
和泉式部が夫の藤原保昌と丹後国の国府に赴任しますが
それは現在の宮津市中野にあったと思われるそうです
飯役社は 国司の国印と府倉の鑰(かぎ)をご神体として祀った
印鑰社(いんにゃくしゃ)と言われているとか
社殿は新しいものですが 波の上を兎が飛び跳ねる鏝絵がある手の込んだものです
波とウサギ 大国主命に何か 関係があるのでしょうか
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