御祭神は 高倉下命(たかくらじのみこと)だそうです
しかし「高倉下」と言うのは 神様と言うより 普通の人のようなんですよ
神武天皇(神倭伊波礼毘古命)東征の時 熊野まで来たところ 窮地に陥りました
天照大神はタケミカヅチノミコト(建御雷之男神・武甕槌神)
に助けに行くように命じましたが タケミカヅチノミコトは
タカクラジの倉に剣一振りを落とし カムヤマトイワレビコ(神武天皇)に
渡すように 言いました
タカクラジがカムヤマトイワレビコに剣を渡すと 悪者たちは 一気にやられたそうです
その時の剣 布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)は
奈良県の石上神社(いそかみじんじゃ)のご神体となっています
説明板によると
県指定文化財 高坐神社本殿
指 定 年 月 日 昭和五十一年三月二十三日
所有者・管理者 高坐神社
高坐神社は丹波国造の創立といわれ その祖神高倉下命及び
祖神に関係深い四柱の神を配祀している もと町内金屋にあったのを
弘治三年(1557)に今の地に移したと伝えている
現社殿は 宝永二年(1705)に上棟 同三年二月に遷宮されている
身舎正面桁行五間・梁間二間・庇一間の流造で
一間の唐破風造の向拝を付け 背面は柱間六間 檜皮葺屋根正面に
双千鳥破風をおくという特異な形式をもっている
斗栱は和様三手先で 手挟・蟇股・板支輪の彫刻や妻組の構成に
当時盛行した手法が駆使されて 他に例のない貴重な遺構である
平成4年11月
兵庫県教育委員会
とても神寂びたお宮さんでした
狛犬さんの台座には 大正五年(1916)八月吉日 と刻まれていました
本殿の階段の下にこんなものがありました
何か奉納するときにでも使うのでしょうか
中央にこんな可愛い狛犬さんが 付いていました
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