桜井神社の本殿は 明治十五年に創建された 兵庫県指定文化的建造物ですが
このお稲荷さんのお社は新しいもののようです
狛犬さんも 新しいですね
この祠の横に こんな看板が出ています
日本赤十字社 創建者をおまつりする神社
明治十年(1877)明治政府軍と西郷隆盛軍との間で西南戦争が始まり、日を追うごとに負傷者の数は増え、その上、コレラが蔓延していました。
この惨状を聞き及んだ櫻井忠興公(尼崎藩最後の藩主)は、
有志救護団体「博愛社」結社に尽力し、自宅を事務所に提供すると共に
私財をもって医師、看護夫を現地に派遣し、病院を設立。
自らも博愛の精神を以って敵味方の区別無く、負傷兵の手当てをしました。
後に、この功績が明治政府に認められ、明治二十年(1887)日本赤十字社が誕生しました。
日本赤十字社 祖神を祀る
櫻井神社
お稲荷さんの横に 面白いものがありました
「合格の門」 今が試練の一里塚 頑張るあなたに櫻井の大神
一に計画
二に実行
三に自信
四が無くて
五に神だのみ
六に合格
「契沖」摂津の国尼崎生まれ 寛永十七年(1640)~元禄十四年(1701)
若いころは真言宗の僧侶として 高野山で修行し阿闍梨号を得た
後に古典を研究し水戸徳川光圀の命を受けて
『万葉代匠記』(『万葉集』注釈書)を執筆したそうです
これは京都遊学した 本居宣長(1730~1801)に大きな影響を与えたそうです