月曜日, 9月 24, 2007

狛犬さん 305

2007.08.22 兵庫県尼崎市城内町 桜井神社内瓢箪山稲荷社
 桜井神社の本殿は 明治十五年に創建された 兵庫県指定文化的建造物ですが
  このお稲荷さんのお社は新しいもののようです
 狛犬さんも 新しいですね

 この祠の横に こんな看板が出ています
  
日本赤十字社  創建者をおまつりする神社
  明治十年(1877)明治政府軍と西郷隆盛軍との間で西南戦争が始まり、日を追うごとに負傷者の数は増え、その上、コレラが蔓延していました。
この惨状を聞き及んだ櫻井忠興公(尼崎藩最後の藩主)は、
有志救護団体「博愛社」結社に尽力し、自宅を事務所に提供すると共に
私財をもって医師、看護夫を現地に派遣し、病院を設立。
自らも博愛の精神を以って敵味方の区別無く、負傷兵の手当てをしました。
後に、この功績が明治政府に認められ、明治二十年(1887)日本赤十字社が誕生しました。
           日本赤十字社 祖神を祀る
                  櫻井神社



 お稲荷さんの横に 面白いものがありました
  「合格の門」 今が試練の一里塚 頑張るあなたに櫻井の大神
          一に計画
          二に実行
          三に自信
          四が無くて
          五に神だのみ
          六に合格
 「契沖」摂津の国尼崎生まれ 寛永十七年(1640)~元禄十四年(1701)
  若いころは真言宗の僧侶として 高野山で修行し阿闍梨号を得た
  後に古典を研究し水戸徳川光圀の命を受けて
    『万葉代匠記』(『万葉集』注釈書)を執筆したそうです
  これは京都遊学した 本居宣長(1730~1801)に大きな影響を与えたそうです