2007.08.20 兵庫県高砂市高砂町東宮町 高砂神社
本殿の前にいる狛犬さんです
台座に 皇紀二千六百年記念と刻まれていました
お宮さんに行くとこの「皇紀二千六百年記念」の文字をよく見かけます
皇紀とは 初代天皇の神武天皇の即位を起点とする 紀年法です
皇暦・神武暦・神武紀元と言う言い方もあります
皇紀は西暦より 660年大きな数字になり 今年は皇紀2667年になります
皇紀二千六百年は西暦1940年で 元号では昭和15年です
皇紀(神武暦)は現在でも 法令上生きているそうなんです
閏年(うるうどし)は神武暦を元に決められているそうです
神武天皇の父親は彦波瀲武鸕鶿草葺不合命(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)
と言う神様です
神武天皇の本当の名前は 始馭天下之天皇(はつくにしらすすめらみこと)
神様の息子だけに長命で 亡くなった時には127歳だったそうです
但し 神武天皇は歴史学的には 存在したかどうかが疑問視されています
皇紀が実際に役に立ったこともあるんですよ
ある保険会社では 1970年代に 個人情報管理システムを構築する際
システム担当者はその時すでに2000年問題を予測して
元号・西暦を使用せず 神武暦を使用していたそうです
西暦2000年は 神武暦2660年になりますから 下二桁が“00”になるのは
西暦2040年 神武暦2700年のことになるわけです
即ち 2000年問題を 40年先に先送りしたわけですね
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