土曜日, 1月 19, 2008

狛犬さん 401

2007.11.27 滋賀県彦根市中藪 白山神社
 本殿の塀の中に居たので 正面からの写真は 撮れませんでした
 さほど古そうには 見えませんが 制作年代も判りませんでした
  見落としたのかもしれません

 境内に大きな石が 置いてあります
 これは「神石」と呼ばれています
  説明板によると
 
神石の事
   中藪村の形成当初産土神(氏神様)として 白山の宮を此処に勧請した際に
   境内(この前方二米の地点)に 神石として 奉斎されていたが
   四十一年玉垣造成のためここに移動した
    昔から 里人たちは「この岩には天狗さまが降りられる」と称して
   崇敬し祭礼などの時には この前で祭詞のろと 夜を通して踊り
   五穀豊穣を祈念したと言う
   今に残る神輿と太鼓の豪華さをながめる時 昔の村人たちの信仰の程が察せられる
    古代は山そのものを神として拝し 巨石巨木を対象として礼拝した 
   そして其処で密教的行事を行う事によって 神は降り木の恩恵に浴するという
   強い信仰があった
   その象徴とする神石
   永代にわたる人々の願いと心の籠った神石に対してますます崇敬の念を
   護持下さるよう 希うものである