2007.11.25 大阪府大阪市北区天神橋 天満神社
通称“天満の天神さん”と呼ばれています
延喜元年(901年)に 菅原道真が 藤原時平により九州大宰府に流された時
大将軍社に参詣したそうです
この大将軍社は 現在境内社として存在しています
延喜三年(903)菅原道真が亡くなった後 天神信仰が始まり
天暦三年(949)大将軍社の前に七本の松が生え 霊光を放ったと言う奇譚が
都に伝わった
村上天皇(926~967)の勅命により
天満宮を建立させたのが このお宮さんの始まりだそうです
台座には弘化二乙巳(1845)歳四月吉辰
願主 青物中
お宮さんのある天満には 昔青物市場がありました
江戸時代始めには すでに54軒の問屋があったそうです
昭和六年(1931)大阪市中央卸売市場が設立され廃止となったそうです
狛犬さんの足 他所の狛犬さんと違って 鋭い爪が見えます
台座は弘化二年と刻まれていますが
他にも昭和十八年二月吉日 天満市場信用利用組合の名前で刻まれた文章がありますが
漢字のみでとても読みにくいのですが「明代之製」と言う文字が見えます
狛犬さんと呼んでいますが 阿吽ではなくて どちらも口をあけた阿形
正確には 唐獅子ですね