由緒書きによりますと
ご祭神 素戔嗚命 櫛稲田媛命
第五十六代清和天皇の御代 貞観十一年(平安時代後期。西暦八六九年)
京の都では 大雨が降り続いて川が氾濫したため 疫病が流行り
多くの犠牲者が出ました。この疫病をおさめるため
京都の北白川に祇園さんを建てる事になり
姫路市の城北にある 広峯神社より素戔嗚命のご分霊を頂き
京都におうつししました
その時みこしが この平野の地に一泊され 霊験あらたかなのを仰ぎ
お社を建てておまつりしたのが 始まりと伝えられています
吽形が足元で押さえているのは 宝珠のようです
台座には 天保五(1834)甲午年
六月吉日 と刻まれています
狛犬さんの頭なのですが
吽形のほうは 大きな角がありますが
阿形の方は 何故か大きな穴があるんです
どうしてなのか
神主さんにお聞きしたかったのですが 来客中で聞くことは出来ませんでした