境内の説明板によりますと
石津の竜神様狛犬さんの台座には 昭和五十五年(1980)十二月建之
この話は、古くから石津に伝わっている物語で、
“石津の竜神様”“菱に乗ってきた竜神様”などと
いわれています。
田植えがすんで数日すると、大雨になり
激しくふりつづきました。せっかく植えた苗も
水の底に沈んでしまい、村は湖に浮かんだ
小島のように見えました。その時、水面に
菱がものすごい勢いで流れてきました。
見るとその上に竜神さまが乗っているではありませんか。
村の東の端の岸に着いた竜神さまは、
空を見上げました。すると、空一面にたちこめていた
雨雲の一部が激しい勢いで垂れ下がり、竜神さまを
包み空へ舞い上がっていきました。黒雲が
天にとどいたかと思うと、天候は一転し、
日がさし、青空がのぞき、水は減りはじめ、
青い田んぼが姿を現しました。村人はよろこび、
竜神さまが空へ舞い上がった場所を神域として
お祀りするようになりました。
この神域といわれるのが、ここから北西約四〇〇メートルの
ところにあります小さなお宮で、地元では「元宮」と
呼ばれています。
現在では、ここ若宮神社で祀られるようになりましたが、
長い年月を経た今でも人々は、毎年十月の秋祭には
元宮から若宮神社に至る参道をちょうちんで飾り、
菱を供えて「竜神さま」をお祀りします。
寝屋川市
点野 木村家石材店施工
と刻まれていました
まだ新しく 目や口元に赤い色が 残っています
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