境内の石碑によりますと
椎の社叢(国松・春日神社境内)だそうです
「社叢」とは神社の森のことで、
ここ春日神社の境内には、樹齢数百年の
シイの大樹が群生しています。
社殿をおおう大樹は陽光をさえぎり
神社の静寂をいっそう深めています。
このようにシイの大樹が群生している例は
非常に少なく、「椎の社叢」は、昭和五六年六月に
大阪府の天然記念物に指定されました。
また、国松という地名には、次のような伝承があります。
『昔、この地に大きな松の木がそびえていた。
それは見事な松で、国のうちでも一番だというので、
この松のあるあたりを「国松」と呼んだ。そして
やがてこの松が枯死してので、村人はこの松を伐り、
根本の太いところを焼いて灰にして、その灰で
神像をつくって祀ったのが、春日神社の創祀である』
と伝えています。
社記によると、建仁三年(一二〇三年)に、
古松のあったところに社祠を建て、大和春日神社から
分霊を勧請して春日神社と呼んで氏神にしたといいます。
この神社の境内には、推定六〇〇年をこえるシイの古樹が
根を張り、枝を広げていますが、おそらく創建時に
近いころの樹と推定されます。また、境内には、
シイの他にもモチ・クス・クヌギなどの樹齢二五〇年を
こす大樹が育っています。
寝屋川市
狛犬さんの台座には 昭和四十九年(1974)十二月吉日と
刻まれていました
吽形の頭には角があるように見えますが
近くで見ると 髪の毛の盛り上がり?のように見えます
0 件のコメント:
コメントを投稿