心願成就の宮だそうです
本殿の前の幟?に拠りますと
推古天皇の御代 不死身の総大将鉄人率いる三韓の兵八千余
九州へ来攻し 勢ひに乗じ東進する
討伐の勅命を受けた伊予の國の武人小千益躬 三島大明神に祈願をなす
播州明石に至り 突如稲妻の中に 大明神現れ
鉄人唯一の弱点足裏を射よとの御瑞験あり
大雷鳴に好機を授かり 鉄人を「鬼指しの矢」にて
足裏から脳天まで射抜くと言ふ
心願叶ひて この地に稲爪神社創建す
「大蔵谷の牛乗り」縁起 今に伝ふ
「大蔵谷の牛乗り」とは お宮さんの秋祭りに行われるようです
長い尾のついた五色の笠を被り 矢をつがえた弓を手に持った人物が
黒牛(現在は牛をかたどった乗り物)に乗って口上を述べ
尾花をつけた者が牛の口とりをし、町内を一巡するものです
推古天皇の時代(在位西暦593~628年)
異国から鉄人が大将になり 黒牛に乗って日本へ攻めてきたのを
この地で滅ぼした古事を伝え 「播州名所巡覧図解」にも記録されています
江戸時代 大蔵谷村の庄屋が牛に乗り
昭和20年まで牛乗りを出す組(約50軒で組織する大統)がありましたが 昭和21年に解散
その後 昭和46年に保存会ができ復活しました
と言うものだそうです
秋祭りは 10月10日頃行われるようです
狛犬さんの台座には
天明四年甲辰歳(1784)八月 と刻まれていました
吽形だけですが 小さな狛犬さんが座っていました
年代を感じる狛犬さんでした
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