金曜日, 2月 15, 2008

狛犬さん 419

2008.01.28 兵庫県明石市人丸町 柿本神社
 御由緒書きによれば
  
当社御祭神 柿本人麿公は
  奈良時代に宮廷にお仕えになられた歌人で 明石にて詠まれた歌も数多くあります
   元和六年(1620年) 当時 明石城主であった小笠原忠政公が
  人麿公を歌聖として大変崇敬され 縁深いこの地にお祀りいたしました
   主なご神徳は 学問・安産・火災除
  更には 非常に愛妻家として知られる公を 夫婦和合の神としても お祀りしております
   ご命日とされる旧暦三月十八日(現在では四月の第二日曜日)には
  本神輿に地域の子供達の神輿も加わり 計五基のお神輿が練り歩き賑わいます
   ■末社
      五社稲荷社
      天神社
      荒神社

   天離る夷の長通ゆ恋ひ来れば
      明石の門より大和島見ゆ
    (あまざかる ひなのながちゆ こひくれば あかしのとより やまとしまみゆ)
   留火の明石大門に入る日にか
      漕ぎ別れなむ家のあたり見ず
    (ともしびの あかしおほとに いるひにか こぎわかれなむ いへのあたりみず)

 
 狛犬さんに関しても 立て札がありました
  
明石市指定文化財
      昭和五十八年度
   工芸品 石造狛犬
    一、明石市内の石造狛犬(54対)の中で 一番古いものである
    一、向かって右の狛犬は阿形で牙があり 高さ109cm 台座109cm
      左の狛犬は呍形で角があり 高さ99cm 台座110cm
    一、狛犬の材質は砂岩で 台座は花崗岩 宝暦四年(1754)の銘がある
                明石市教育委員会

  この狛犬さんは 播磨で最古と言われているそうです

 尾の形も 独特のデザインです

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