ご祭神は 菅原道真公
天之菩卑能命(あめのひほこ)
天穂日命とも書き 天照大神の髪に飾られた勾玉より生まれた神様
古事記・日本書紀によると 天照大神の命令で 地上を統治していた
大国主命を説得に行かされたが 逆に大国主命に心服し
三年間高天原には なんの連絡もしなかったので 役目をサボった
不忠物と言う見方があるそうです
しかし「出雲国造神賀詞(イズモノクニノミヤツコノカムヨゴト)」には
自分の息子を派遣して 見事に地上の乱れを治めた事になっているそうです この出雲国造神賀詞は
天穂日命を祖神とする出雲氏に関係しているそうですから
褒めて書くのは 当然でしょうね
農業・稲穂の神様
野見宿禰命
天之菩卑能命(天穂日命)の十四世の子孫になるそうです
垂仁天皇の命により 当麻蹴速と角力をとった話は有名ですね
互いに蹴り合い腰を踏み折って 勝ったそうで 当麻蹴速が持っていた
大和国当麻の地を与えられ 朝廷に仕えたそうです
この人は 皇后の葬儀の時 それまでの殉死に代えて 埴輪を使ったので
土師臣の姓を 与えられたそうです
考古学的には 伝説だそうです
土師氏は後に姓を 菅原・大江に改めたそうで
菅原道真は子孫に当たることになります
相撲の神様
狛犬さんの台座には 昭和四五庚戌年十一月吉日と刻まれています
境内には慰霊碑がありそれには こう刻まれています
平井とよ子
斉藤きよ子
藤木和江
角谷笑子
中島一枝
昭和20年3月17日未明の空襲により、この地に
おいて職に殉じた神戸中央電話局兵庫分局職員の
霊をまつる
なお、このレリーフは神戸中央電話局兵庫分局
の壁面に取り付けられていたもので大正11年頃
時の分離派建築会の作といわれており大正ロマン
チシズムの薫りを今に伝えている
神戸市も 昭和20年2月4日からアメリカ軍の無差別焼夷弾爆撃を受け
3月10日の東京大空襲を皮切りに 名古屋・大阪に引き続き
神戸も3月17日に攻撃を受けました
3月17日・5月11日・6月5日の3回の無差別焼夷弾爆撃により
神戸の東半分は壊滅しました