2009,07,20 香川県高松市宮脇町 石清尾八幡神社
コンクリート製の素木鳥居をくぐり
橋を渡った 隋身門の手前にいた狛犬さんたちです
遠目に備前焼かと思ったのですが
傍によると 違うようです
台座に 夫明六年 午八月
夫明は天明の事でしょうね
天明六年は1786年 丙午
細工人 松嶋 金高山
社務所で 伺おうとしたのですが
女性の方(巫女さん?)が 自分ではわからないのでと
奥から 少しお年を召した男の方を
わざわざ 呼んできてくださいました
ロビーに招き入れていただき 長い間お話をさせていただきました
あの時は 本当にありがとうございました
お陰様で 狛犬さんの事が 少しわかりました
利平焼の可能性が高いそうです
現在も窯元があるそうですが
狛犬さんが作られた場所は不明のようです
見せていただいた資料には 利平と書いてありましたが
理平と書くのが正解のようです
初代藩主 松平頼重が 京都の陶工森嶋作兵衛を招き
焼かせた御庭焼が 最初のようです
作兵衛は高松在住中に理兵衛と改名したため
理兵衛焼と呼ばれるようになったとか
狛犬さんは 200年以上たっていて
痛みが出てきているそうですが
年一回 手入れをしているそうです
写真を撮った日は 雨が降っていて
濡れた狛犬さんの肌がつやつやして奇麗でしたよ
奉納された灯篭の一部です
この写真ではよくわかりませんが
どの灯篭もデザインが 素敵だったんです
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