金曜日, 2月 06, 2009

狛犬さん 660

2009.01.03 愛媛県松山市小栗 雄郡神社
 松山の八社八幡の内4番目のお宮さんです
 境内にある由緒書きによりますと
 
雄郡神社 由緒
   当國史見在社(旧縣社)は 天宇受売命(あめのうずめのみこと)を
  主神と仰ぎ 松山市の三分の一の氏神として
  その宮居を小栗町に占め 神徳古来遠近に遍き古社であります
  当社は一般に八幡様として知られていますが
  これは用命天皇の御代に 筑紫の宇佐から八幡三神を勧請したのに
  因むのであります
   主神天宇受売命(福運の神)奉斎の年代は 
  慶長年間 関ヶ原役の地方戦において 当社がその兵火に遭い
  難を蒙ったため 史実に徴すべきものがありませんが
  八幡神合祀のことから推しても 極めて遼遠悠久なことが 判るのであります
  もと当社四方八方に余る神域を有し 今の社地より遥か西方に大鳥居があり
  神苑の古樹鬱蒼として茂り 宏荘なる社殿 その間に聳えていたのでありますが
  前記関ヶ原役に 社殿宝蔵悉く灰燼に帰したのであります
   今往時を偲ぶものとして 加藤嘉明手植の松(左馬殿の松)
  薦田・宮窪・金砂田・古屋敷等の遺跡があります
  各謂れのある神社でありますから 神威古より弥高く 
  陽成天皇の朝に御贈位があり 御三條の御代には
  伊豫守頼義(八幡太郎義家の父)が領内八ヶ所の八幡宮を定め
  その一社として崇敬の誠を捧げ 加藤嘉明松山に築城後は
  彼も亦深く当社を尊崇 旧藩主久松家に至っては
  道後の伊佐爾波・味酒の阿沼美両社と共に藩の三社と崇め
  社殿を寄進し家紋を献じて奉斎の誠を尽くされたのであります


 お正月三日だったので 狛犬さんも胸に注連飾りを着けています
 吽形には 立派な角が見えています
 台座には 平成五年(1993)建立と書かれた銘板が 付いていました

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