日曜日, 1月 09, 2011

狛犬さん 1017

2010.12.20 徳島県鳴門市撫養町黒崎 塩釜神社
境内の由来書によりますと
桜花
松のみどりの はざまより
こぼれて匂ふ 鹽竃の森

由来書
当塩釜神社(鹽竃=旧字体)は、古文書によりますと、
江戸時代初期の慶長四年(西暦一五九九年)、鳴門に塩
田を開基した馬居七郎兵衛の後代・馬居七郎左右衛門
が、明暦三年(西暦一六五七年)、奥州松島(現宮城県
塩竃市)の「鹽竃大明神」に鎮座されるご神霊を”塩の守
護神”としてお迎えし建立されたとあり、その主祭神は
「塩土老爺神(しおつちおじのかみ)」で、神徳は製塩
守護だけでなく航海安全、交通安全、安産守護などと
されております。
その後、塩釜神社は家内安全、五穀豊穣、商売繁盛
などの神徳を加えた“氏神さま”として崇敬され、今日
に至っておりますが、いかんせん現在の社は大正一四年
(西暦一九二五年)に建立されたもので、必然的に老朽
化に伴う改修工事が行われてきたものの、先の阪神淡路
大震災の影響が大きく、雨漏りによる拝殿屋根の腐食
などで祭祀を行うのにも極めて危険な社となってしまい、
大規模な改修工事を施すことが不可避かつ急務の課題
となっておりました。
このため、塩釜神社総代会は、宮司指導のもと平成
二一年春から検討を重ね
①改修計画推進母体を「塩釜神社大改修奉賛会(同年末
結成)」とする
②文化財級の神社彫刻などを可能な限り保存する方
向で改修する
③改修原資は氏子だけでなく鳴門市内の元塩業家や塩
関係企業からの寄付金とする
ことなどを決定して計画を推進し、改修事業は平成二
二年四月着工・同年十月竣工 ここに平成の大改修
を経た社が完成したものです。
だそうです
かなりの御苦労があったことと思いますが
お宮さんを大事に守っていらっしゃる方々
頭が下がります

狛犬さんの台座には
         安永九年(1780)
        子 九月
   石工  高嵩
(高はあってるかと思いますが後の字は違うと思います)
   い???や
石工さんの名前の崩し字は 私には判読できませんでした

吽形の頭には 角と云うか小さな突起が付いています

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