月曜日, 7月 05, 2010

狛犬さん 857

2010.04.05 滋賀県大津市松本 平野神社
 境内にある由緒書によりますと
 
平野神社御由緒略記
  御祭神 平野大明神 大鷦鷯皇命 
      精大明神  猿田彦命
  平野大明神は 第十六代仁徳天皇であります
  天智天皇が近江志賀に大津の宮を
  遷都されたとき 都の三里以内に守護神として
  祭祀せられ天智称制七年(六六八)
  鎮座され藤原鎌足公の創建と伝えられる
  精大明神は猿田彦命で 第三十五代皇極天皇の
  御代 京都西洞院滋野井に勧請ありし
  精大明神を御神託により 大津本宮狐谷に
  奉遷になり『衢』(ミチ)びきの神 
  蹴鞠の守護神として白鳳元年(六四二)
  奉遷された 御鎮座当時封戸数千戸摂社八十社あまり
  四時神事怠る事なく代々の帝王特に
  後鳥羽天皇は深く崇敬せられ 又武将の
  崇敬も篤く宮殿の広大な社殿で実に
  湖南の壮観な神社であった
  然るに応仁の兵乱で社殿等焼失し
  その後天正三(?)年現在地に鎮座なる
  平野大明神の相殿に遷座し現在に至る
  村上天皇の天徳年中大宮内に 蹴鞠の技芸
  さかんに行われ 飛鳥井・難波両家は
  晴れのまり会には必ず御社参され
  まり遊びや和歌など奉納された 境内には
  蹴鞠神社の社標や鞠の形の石灯籠などがある

 蹴鞠の神社があるとは知りませんでした
 フットボールをする方たちも お参りに来るのでしょうか

 狛犬さんの台座には 明治六年(1873)
           癸酉七月  と刻まれていました
 阿形の足が押さえているのは 玉では無くて
 蹴鞠の鞠のようです

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