阿形の方は 緑の中に埋もれ 見落とすところでした
吽形の方は 片足を岩に懸け きりっと前を見据えていますが
阿形の方は まるでまどろんでいるように見えます
残念ながら 製作年代等は分かりませんでした
楼門の彫刻の狛犬さんです
この楼門は 高知市指定有形文化財だそうです
高知市のHPの解説によりますと
解説
三間一戸[さんげんいっこ]楼門 入母屋造 銅板葺 1887(明治20)年
桁行10m近い三間一戸の楼門で、中央間を脇間の2倍にとり、
梁間[はりま]の柱間は脇間と同じである。扉はない。
上階は平面を下階より小さくし、桁行正面を三間、
同背面を六間とする特殊な形式をとる。
四手先の腰組と三手先の軒組ともに詰組とし、
下階中央の頭貫下の持送材や内法貫[うちのりぬき]上の小壁に彫刻をほどこし、
上階正面中央軒下に巨大な鳳凰の彫刻を飾り、
脇間には盲菱格子を設けて、内部に楼門より古いとみられる随身像を安置する。
外観は極めて華やかである。軒の出の深い屋根の姿はよいが、
上階のたちが高いためやや鈍重な感じがする。
0 件のコメント:
コメントを投稿