境内の説明板に依りますと
高正天満宮縁起碑
氷川神社内に合祀される高正天満宮の縁起を示す碑である。
千住四丁目の名主高梨氏の系譜、高正天満宮の由来について詳
しく述べている。
千住四丁目の名主高梨信平は地域の子供たちに読み書きなど
を教えていた。縁故を頼って屋敷内に住むことになった正木昌
房に、老齢の信平は子弟教育を託し、代々信奉していた菅原道
真の像を譲った。正木氏はそれよりこの像を家神として祀り、
子弟教育を家業とするようになった。
昌房の孫、正木建はこの菅原道真像を個人で祀るより、氏神
社内で祀ることを思い立ち、高梨氏と正木氏とに関わるこの神
を高正天満宮と号することにしたという。
正木氏は、昌房以来、代々寺子屋「群雀堂」の経営にあたり、
二代目塾主、大助(正木櫟蔭)の代には大いに発展し、来塾する
ものが毎日百人ほどもいたという。
元治元年(一八六四)に建立されたこの碑は、三代目正木建の撰文
によるものであり、天満宮の由来はもとより、寺子屋開塾に至
る経緯が伺われる貴重な資料である。
平成二年一月、足立区有形文化財に登録された。
平成七年三月
東京都足立区教育委員会
だそうです
狛犬さんの詳細は不明です
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