2007.08.18 兵庫県三木市本町 大宮八幡宮
境内の何処にも 狛犬さんが居ないので 諦めて帰ろうとしていました
帰る前に ご挨拶をしようと本殿の中を見ると居ました
まるで羽が生えているような 木製に見える狛犬さん
羽と見えたのは しっぽでした
右側には確かに狛犬さんが居ますが どういう訳か 右側には 土瓶
しかも大き過ぎて 実用にならない大きさ
ご祭神は
応神天皇(八幡神) 武神・文教神ですが
水の神としての性格もあるようです
八幡の紋は巴形で 水の渦巻きを表わしているとか
屋根瓦に巴紋を使うのは 防火の意味があるそうです
中筒之男命(住吉の神) 海神・航海守護神
伊邪那岐命が黄泉の国から逃げ帰り 禊をしたとき
底筒之男命、中筒之男命、上筒之男命の三柱の神が生まれたそうです
熊野久須毘命(熊野の神)漁業の神?
この神様は伊邪那美命の事だとも言われているようです
熊野夫須美神・熊野牟須美神とも書かれています
熊野三社のご祭神には違いないようですが よくわからない神様です
素盞鳴尊(祇園の神) 農業神・疫神(防災除疫の神)・冥府の神・荒ぶる神の祖
祇園の神と書いてあるので 疫病退散を願って祀ってあるのでしょうね
國水分神(蔵王の神) 水の神・(子供の守護神・子授け・安産の神)
蔵王の神というのは わからないのですが
國水分神は伊弉諾・伊弉冉の子供の速秋津比古神・速秋津比売神が生んだそうで
もう一人天水分神も居るそうです
速秋津比古神・速秋津比売神は古事記では別名水戸神と記されているそうです
水戸神も水分神も 水に関係しているのでしょうね
水分神は「みくまりのかみ」と読み 水の分配を司る神様です
「くまり」は「配る」事なのですが 「くまり」が「こもり」と訛ってしまい
子守りの神様になったそうです
天照皇大神(伊勢の神) 太陽神・高天原の主神・皇祖神・日本の総氏神
天岩戸に隠れてしまい 国中の神々や人間が困ってしまった話は有名です
一方素盞鳴尊が 高天原で暴れた時には 武装し戦う強さも持っています
太陽神としての大地の豊穣を守ると共に 武力・軍事力も象徴する神様です
天皃屋根命(春日の神) 言霊の神・祝詞(ノリト)の祖神
天照大神が天の岩戸に隠れた時 岩戸の前で祝詞をあげたそうです
祝詞を唱えるという事は 祭りを執り行ったという事で
神に奉祀するという役割があるそうです
賀茂別雷神(賀茂の神) 治水・農業の神
雷は「神鳴り」の事だそうです
古来から雷神は竜神としても見られていて 降雨をもたらす神様
雨は大切な作物を成長させてくれるのです
建御名方命(諏訪の神) 軍神・狩猟・農耕の神
国譲りの時 父の大国主命が高天原の天照大神から
「地上の国の統治権を譲れ」と迫られたとき
これに最後まで抵抗したのが建御名方神だったそうです
以上九柱の神々を祀っているお宮さんですが 神様に関しては 名前も沢山別名があったり
文字が違ったり 調べてもよくわからない部分が沢山出てきました
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