境内の説明板に依りますと
櫛玉比賣命神社のいわれ主神 天道日御名命
相殿 御炊屋姫命
国津比古命神社の主神である
クシダマニギハヤヒノミコトの后神(奥様)を
おまつりしているのが櫛玉比賣命神社です。
櫛玉は、ニギハヤヒノミコトを形容する言葉です。
その方の比売神ですから、「櫛玉の比売の命の神社」です。
風早の先人が国津比古命神社にこの郷の国魂をまつり、
のちに、物部阿佐利命がこの国魂も敬い、
合わせて祖神であるニギハヤヒノミコトをおまつりしたおり、
現在地より南方の小山に后神をおまつりしたと考えられます。
社伝によると、寛永年間(一六一一~一六二九)に
前方後円墳のそばに遷されました。このことから考えると、
動座祭からの一連の神事は最大限ここまでさかのぼることが
できます。櫛玉比売命神社は「祓座大明神」ともいわれました。
これは当社が国津比古命神社の祓いをつかさどったなごりだと
考えられます。動座祭に限り、櫛玉比売命神社から始まるのも
このためです。
享保年間、元の社名にもどりました。特殊神事として動座祭のあと
「宵の明星」があります。
明治四二年、社格が郷社になり、現在の社殿は
昭和六二年(1987)に新築されました。
両社とも風早の大氏神として多くの老若男女に
厚く崇敬されています。特に、秋祭りに行われる「風早の火事祭」での
動座祭から神輿落としにいたる一連の神事・行事には
両社の特性がよくあらわれています。
だそうです
境内の石碑には 延喜式内社と書かれています
狛犬さんは新しいもので 台座には
一九九〇年
平成二年十月建立
と刻まれていました
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