御祭神は 愛媛県今治市の大三島神社から
勧請された 大山祇神だそうです
鎌倉時代から室町時代にかけて 当神社周辺は
奈良県春日大社の荘園(富田庄)で
この荘園の地頭に任命された伊予国の武士
河野通久が、自ら信仰していた大山祇神社(三島大明神)を
徳島でも祭ったのが始まりとされるそうです
鳥居をくぐり 階段を十数段上がった所にいた
狛犬さんたちです
狛犬さんのすぐ後ろにこんな説明板がありました
徳島市指定有形文化財
三島神社の狛犬
鎌倉時代承久三年(一、二二一)
伊予の河野通久が富田庄の地頭に任じられたとき、
伊予の大三島神社の神霊を建立した。そのとき
狛犬を造立せられたものと伝えられている。
材質は砂岩で出来ており全長一メートル、
製作当時は優美な彫刻であった事が
うかがわれる。
徳島市教育委員会
新町の文化財だそうです
長さ 100.6cm
高さ 85.5cm
頭髪 15の線あり
河野通久が富田庄の地頭に任じられたとき
伊予の大三島神社の神霊を迎え建立した。
狛犬はその当時のものと伝えられる。
前足を折り頭を下げ後足を立ててまさに
搏撃せんとする勇猛な形想である。
明治二十八年(1885)四月二十七日
重要歴史文化財に指定された。
昭和四十六年(1971)十月一日
新 町 公 民 館
新町文化財保勝会
承久三年生まれだとすると
もうすぐ800歳になるのですね
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