このお宮さんのご祭神は 大山積命・高靇神・雷神・味耳命・
面足神・惶根神・神八井耳尊 の神様のようです
延喜式神名帳に載っている 古い神社だそうです
残念ながら 狛犬さんはいませんでした
境内社の八幡神社の前に 高さ24~5cm程の 狛犬さんがいました
可愛そうに どちらも顔や頭が欠けています
案内板によりますと
勝山八幡神社
松山の八社八幡の八番社である
『予陽郡郷俚諺集』によると 松前城主加藤嘉明が
勝山(今の松山城)に築城を計画し 地形奉行の
安達半助・山下八兵衛が調査に来たという
そのとき 山上に社があり 近くで薪を拾っていた老人に
この宮は何の神かと尋ねると 老人は
勝山八幡と言おうとして
勝たず八幡の宮と答えた
不吉ではあるが 敵が城に向かって勝たずなら吉相
それに 往古よりこの山に鎮座している御神であり
勿体ないとして 北の麓に遷して奉ったという
また 西の尾根にも社があり 老夫に尋ねると
越智郡の三島より勧請した三島明神であるという
これは吉祥であるとして 西の山の下味酒村へ遷座して祀った
のちに味酒大明神と呼ばれ 味酒神社と改称された
現在の阿沼美神社である
嘉明の後を受けた第二代松山城主蒲生忠知は
勝山八幡神社を三宝寺とともに 今市町に移したという
そして明治八(一八七五)年 勝山八幡神社は
味酒神社(阿沼美神社)の末社として その境内に移ったといわれる
松 山 市
松山教育委員会
だそうです
境内社は他に 味酒天満神社・金刀比羅神社・稲荷大明神
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