本殿に上がる階段の下に居ます
由緒書きによりますと
当社のご祭神は淳仁天皇の御内室「室妃」
奈良時朝代の末期に、姫が天皇を慕って小船で淡路へ向かう途中
荒天の為阿波の東岸に漂着
ここに安住の地を求めて土地の人たちの親愛を受けていたが
ついに黄泉の客となった
このとき身重であった姫は村人達の親切を謝すとともに
世の人々の安産を願う旨を遺言に残したと言う
村人は姫をねんごろに葬り 塚を設け 塔を建てて供養していたが
いつの頃からか 室比賣神社として祀るようになり
明治七年式内社の一つとして室姫神社と改称された由緒ある古い神社で
安産の神として広く崇敬されている
淳仁天皇とは 天武天皇の孫に当たります
天平宝字元年(757)聖武天皇の遺言によって立太子した道祖王に代わり
孝謙天皇により天平宝字二年(758)に譲位され 天皇となった人です
阿倍仲麻呂と強い関係があり 結果的に 淡路に流されそこで亡くなります
その為 「淡路廃帝」と呼ばれます
孝謙天皇は弓削道鏡との話で有名な人です
狛犬さんは台座に昭和六十三年二月吉日と刻まれていました
新しい狛犬さん達ですが いい顔してますよね
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