2006.07.23 徳島県阿南市新野 轟神社
弘仁五年(814)奈良県生駒郡三郷町 龍田神社より
級長津比古命(しなつひこのみこと)・級長津比女神(しなつひめ)の二柱を分霊したそうです
この二柱の神様は 「風」を司る神様で 海上航海安全・五穀豊穣の御神徳があるそうです
名前の“しな”には“息が長い”と言う意味があるそうです
息が長く続くように祈ると言うことは 風が吹くように祈ると言うことで
昔 製鉄をする時 蹈鞴(たたら・ふいご)を使う前は 自然の風を利用したので
長くそして強い(多分)風が吹くように祈った
そんな説もあるようです
風鎮めか 風が吹くように祈ったか
いずれにしても 自然に祈りを捧げる昔の人の生活が しのばれます
吽形のほうには はっきりと角が見えています
威嚇する狛犬さんが多いようですが この狛犬さん達は 穏やかなお顔です
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