土曜日, 5月 10, 2014

狛犬さん 1295

2013.11.14 東京都中央区日本橋小網町 小網神社
 ご祭神は 倉稲魂神 市杵島比賣神 福禄寿他
 
  武蔵国豊島郡入江のあたりに
 恵心僧都の開基と言われる
 観世音と弁財天を安置する庵があったそうです
 文正元年(1466) 庵の周辺で悪疫が流行
 そんな時 海で網にかかった稲穂を持った
 老網師が 数日庵で過ごしたそうです
 当時の庵主の夢枕に 恵心僧都が立ち
 老網師を 稲荷大神と崇めれば
 悪疫が消滅すると 告げました
 翌朝 老網師の姿はありませんでしたが
 村人たちと 稲荷大明神と称え
 日夜祈願したところ 悪疫が収まったそうです
  領主太田持資(道灌)も この神徳を聞き
 当神社に詣で 寄付したそうです
 慶長年間(1596)に この辺りを小網町と
 名づけられ 当神社を氏神としたそうです
  
  現社殿 神楽殿は 明治神宮造営の工匠長
 内藤駒三郎大工一門により 昭和4年造営
  第二次世界大戦にも戦禍を免れ
 日本橋地区に残されている唯一の
 木造檜造りの神社建築だそうです

 境内らしきものはほとんどない
 建物だけが 寄り集まったようなお宮さんでした
 ゆっくり拝見したかったのですが
 工事中で 邪魔にならないように
 急いで出てしまったのが心残りでした

 狛犬さんたちは
   昭和4年(1929)9月建立だそうです

 

  

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