由緒を調べて見ますと
桑名神社は旧村社で 粟井馬頭山鎮座 市杵島姫命 保食神を祀り 大祭は10月17日である 境内に末社鷺の社がある 社伝によると 歌崎の網浦 古くから祀られていた来名戸神(交通神)のところへ 延暦23年(804年)厳島宮から市杵島姫命を 勧請したのが始まりとされている 社殿は 南北朝時代や天正13年(1585年)の兵乱など 幾度も焼失したとみえ 寿永2年(1183年)元禄12年 (1699年)文政4年(1821年)などの再建・改築時の 棟札が残されている 本殿は 慶応元年(1865年)8月 庄屋・粟原幸右衛門が 大願主となり 氏子全員が協力して再建したものである 総ケヤキ造りの彫刻は 喜多郡新谷(現大洲市)の亀太郎という 彫刻師と 大浦村大工の長七の合作であるが 彫刻師亀太郎とは 武智亀太郎 南梅本町にある松山市指定「日吉神社本殿」の 建築にも携わっている その総籠彫りは神社彫刻としては 愛媛県下随一のものといわれているだそうです
鳥居の前にいた狛犬さん達です
狛犬さんの台座には 嘉永三年(1850)庚戌
八月 吉日建之
と刻まれていました
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