水曜日, 9月 21, 2011

狛犬さん 1122

2011.05.15 高知県高知市比島町 清川神社
 御祭神は 長曽我部元親 野中兼山 薫的和尚
    だそうです
 薫的和尚に関しては 二年ほど前に薫的神社で
 ご紹介しています
 長曽我部元親は 戦国時代に四国で活躍し
 一時期は 四国全土を平定したとも言われる
 しかし 秀吉に敗れ 土佐一国のみ安堵される
 関ヶ原の戦いで西軍に味方し 長曽我部家は
 改易となってしまい 歴史の表舞台からは
 姿を消してしまいます
 野中兼山ですが 江戸時代初期に藩政改革を
 行った人物です 藩財政は好転しますが
 過酷な年貢の取り立てや 華美贅沢の禁止
 身分を越えた取立て等に不満が集まり
 晩年は失脚してしまいます
 兼山の死後 残された子供たちは 過酷と言うか
 残忍と言うか 男系が絶えるまで 幽閉され続けます
 娘たちのみになり 解き放たれたのは
 兼山の死後 40年経ってからだそうです
 この話 どこかで読んだような気がして
 本棚を探しましたが 行方不明になっています
 「婉という女」 大原富枝 です

 創建はわかりませんが 御祭神から推測すると
 江戸時代初期から中期以降でしょうね
 
 阿形は 小さな珠を口にくわえています
 製作年代等の詳細は不明です

 

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