水曜日, 11月 18, 2009

狛犬さん 835

2009.11.12 愛媛県松山市谷町 惠美須神社
 畑に囲まれた小さなお宮さんです
 説明板によりますと
 
惠美須神社の由来(仮説)
   その昔、この辺りには天満神社や蓮華寺、
  そして蓮長寺(架空の寺)などがあって、
  当時は信仰心の厚い世相の時代でもあり、
  里人はもとより、地方からの崇敬者のお参りも、
  さぞや多かったであろうと思われます。
   そうしたお参りの日には、門前で
  それぞれが持ち寄ってきた米、麦、栗、
  大豆などの穀類や、野菜、果物、
  或は織物や工芸品などの生活必需品の交換が
  行われていたようで、そのような交換の
  取り??のこと?市といって里人は
  市神をお祀りするようになったものと
  考えられます。
   市神には、ところによって、市杵嶋姫命、
  大国主命、恵比須、大黒、事代主命などが
  祀られていて、毎月の一日(おついたち)か
  十五日(おじゅうごにち)とかが
  市日に当てられていたようです。
  市神は「土地を管理する」?の
  性格を持っていたとも言われています。

 由緒書に(仮説)とあるのも 珍しいです
 私は始めてみました
 狛犬さんは 阿吽どちらも大玉を抱えているようですが
 どちらの狛犬さんも 満身創痍
 崩れないように 針金で補強されています
 でも ちょっと小顔の素敵な狛犬さんです
 台座に 石工 八五良 と刻まれていました
 傍に立っている石碑が 
 明治三十三(1900)庚子年旧七月吉日と
 刻まれているので 同じころの作かもしれません

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