2008.03.29 兵庫県姫路市網干区宮内 魚吸八幡神社
このお宮さんも 神宮皇后にゆかりのあるところです
御祭神は
神宮皇后(応神天皇の母親)・応神天皇(十五代天皇)・玉依姫命(神武天皇の母親)
神宮皇后摂政三年 西海より御還幸の際 宇須伎津の湊に泊められ 御宣託により
此処に淨地を開き 小社を造り玉依姫命を奉祀し 敷島宮と号した
これが 起源だそうです
「魚吸」の由来は播磨風土記には「宇須伎津」と書かれていて
本来この地方は 海べりの砂堆積地であったようです
神宮皇后伝説と交わり 魚が群れをなして砂を吹き寄せて 土地が出来たと
言い伝えられているそうですが これは神話的表現で 本当は沢山の人々が集まり
海を埋めて開いたと 解釈すべきでしょうね
「網干」という地名も 当社祭礼時 漁民が一斉に休漁し 網を干したことから
名づけられたそうです
天正四年(1576)兵火に遭い焼失してしまいましたが 正保二年(1645)に
氏子たちが協力し 再建させたそうです
0 件のコメント:
コメントを投稿