狛犬さんの台座に 大正一五年 四月吉辰 と刻まれています
このお宮さんの創建が 大正一五年なので 狛犬さんたちは最初からいるのですね
ここの御祭神は 素戔鳴尊(牛頭天王)で 荒神さんと呼ばれているそうです

中門改築の砌り 平成二年六、七月四十日間に
両御神像を大改修し 彩色亦新たにす
東側御神像の首頭部は 再び掘り直す
工人は阿井出身 現在羽浦町の仏師 石本朋隆(石本恭三)なり
当初制作年代は享保~寛永期(二五〇~三〇〇年前)の作と朋隆師推測す
前回の修理は明治三十一年参月拾五日 細人 奥井伊太郎
周旋人 小原竹蔵 櫻木善九郎
世話人氏子中 文久二成四月吉日 石工 持井 悦エ門
古毛 利エ門
奉寄進東山屋三右エ門 とあり
東山屋三右エ門は松浦佐喜蔵であり 松浦章裕の四代前の祖である
平成二庚午年八月十日 宮司識す