説明板に依りますと
大山祇神社
祭神 大山祇神
山を司り鎮護する
神さまで御子に木花
咲耶姫尊がある明治
八年(一八七五)以前前旧殿は
山神社と称す当山に古く
からあった社の一である
社殿 流造
だそうです
階段下のややこしいところに居たので
こんな程度しか撮れませんでした
三穂津姫社
本宮御祭神大物主神
の后の神三穂津姫神
をまつる高皇産霊神
の御女。社殿は明治九年(1876)
の建築である
本殿 王子造
拝殿 大社関棟造
睦魂神社だそうです
祭神 大国魂神
大国主神 少彦名神
大国魂神は大年神の御子
大国主神は大物主神の静
御魂で共に国土経営に盡
された神さまである少彦名神
は神皇産神の御子精悍に
して経営の才に富まれ国土
に降臨の後大国主神を助
けて国土経営に盡され又
医薬の大神さまとして
尊崇されている
社殿 王子造 銅葺
重要有形民俗文化財だそうです
青銅大燈籠
当宮へ奉納の青銅燈籠中
最も豪華で山形酒田を始め
刻名の多くの奉献になる
発願主
山形南村郡堀田村 斯波兼松
鋳造
山形 小野田才助
同型のものが山形県山寺に一基
宮城県金華山の黄金山神社に一対
奉献
昭和五十四年国指定
重要有形民俗文化財だそうです
備前焼 狛犬 昭和三十四年指定
この付近から大門までの急な坂を
「一の坂」と呼ぶ
備前岡山の「長榮講」により
天保十五年(一八四四)に奉納された
この備前焼の狛犬は
高さ約五尺の大きなもので
備前焼でつくられた狛犬のなかでも
一、二を争う大きさの良作である
この狛犬は備前伊部村の木村長十郎他
六名の細工人によってつくられた
いずれも木村一族の人々で
長十郎は当宮の他 岡山市の高松稲荷の
狛犬にも細工人として名前が残る
昭和四十五年指定だそうです
重要有形民俗文化財
灯明堂と釣灯籠
こんぴら信仰は、庶民の、そして
漁民や船乗りの間にこと篤く、
この灯明堂は安政五年(一八五八年)
に建てられたもので、備後国因之
島浦々講中の寄進になり、芸予
諸島の人びと名とともに、堂内の
扁額に棟梁、大工、鍛冶、木臼、石工、
左官、瓦師などの名が記されて
いる。切妻造、瓦葺、四間一面の
この堂には船の竜骨状の下梁を
用い、いかにも島の大工がたてた
らしい珍しい構造である。